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【症例】ヘルペスウイルス感染症

症例提供:西美智子先生(高の原動物病院)

ウイルス性鼻炎の猫にフアイア抽出「糖鎖TPG-1」を与えた一例

難治性の鼻炎に悩む猫の、免疫力向上を目指す

症例について

ちゃぴぃちゃん/スコティッシュフォールド/避妊済みメス/2歳/3.0kgの症例です。既往歴はヘルペスウイルスによる樹枝状角膜潰瘍、他院にて糜爛がありました。

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経過と結果

平常時に鼻腔狭窄音は認めません。子猫の頃から不定期に春先など季節の変わり目や夏の暑さで悪化する鼻炎を起こしており、鼻汁は粘性が高く、鼻の奥をふさぐ様子でした。呼吸状態の悪化、食欲、活動性が低下し、日によっては開口呼吸が認められていました。症状が長引く場合には、ドキシサイクリンを5日間投与を行い、元気や食欲が低下した際には生理食塩水やリンゲル液の皮下補液を行ってきました。2022/4/25にワクチン接種のため来院した際に、最近また鼻炎症状が悪化し、食欲、活動性が低下したと稟告がありました。

これまでの治療では、一般状態も極端に悪化していたため、免疫力を高めることに着目し、フアイア糖鎖TPG-1を2倍量にて使用開始しました。
他の治療は行わず、開始1週間後には鼻炎の症状が改善。それに伴い、元気、食欲も回復しました。下痢や食欲不振といった有害事象も認められませんでした。

考察と感想

子猫の頃から繰り返すウイルス性鼻炎に、従来の治療ではなく免疫力のサプリで対処できました。元気と食欲の回復をご実感された飼い主様が、「今後も継続します」とお喜びでした。
これからも挑戦していこうと思います。